タグ別アーカイブ: 白インゲン豆

茹で白インゲン豆(パナミート)の保存

茹で白インゲン豆の保存

茹で白インゲン豆の保存

白インゲン豆を水に浸けて戻してから茹でて冷蔵庫に保存した。『男子食堂』(2011年11月号 P52)という雑誌を読んでいたら、茹でたインゲン豆の保存方法が掲載されていた。

それを読んで、実行してみた。肝心なのは茹で汁ごとに保存する点だと思う。いつもは豆に対して2.5倍の水に浸けていたが、これだと茹で上がったときの茹で汁は少ない。それで雑誌にある通り、3倍の水に浸けて茹でたのがこの写真の状態。ただ、この場合はすこし茹で過ぎてしまったので汁も少なくなっているのかもしれない。

このように豆を保存しておくと、豆と野菜のスープを作るときには随分と楽だった。雑誌では冷蔵庫で4〜5日保存可能とあった。

パナミート(白インゲン豆)

パナミート(白インゲン豆)

パナミート(白インゲン豆)

輸入食料品店の “やまや” へ行ったら(1月31日)、白インゲン豆の新しい梱包を見つけた。スペックは下記の通り。

商品名:パナミート(白インゲン豆)
名称:いんげん豆
原材料名:白いんげん豆
内容量:500g
賞味期限:2013年12月6日
保存方法:直射日光・高温多湿を避け、常温で保存
原産国名:アメリカ合衆国
販売者:リードオフジャパン(東京都港区)

価格はレシートが見つからなくて分からない。多分、以前の包装だと同じ500グラムが398円だから、同じだと思う。次回に買ったら確かめる。ほかにガルバンゾー(ひよこ豆)が同じ包装で売っていた。

パナミート(Panamito)って初めて知った名前。パナミートで検索するとたくさん出てくる。

白インゲン豆と冬野菜のスープ

白インゲン豆と冬野菜のスープ

白インゲン豆と冬野菜のスープ

冬に作る “豆と野菜のスープ” はほんとうに甘くてびっくりする。菜食をして豆と野菜が作り出す味の調和を知ってしまうと肉食に戻れない。肉や魚の濃厚な味も忘れられないが、再び動物性蛋白質の味に親しんでしまうと、このスープのような豆と野菜の作り出す絶妙な調和を感じなくなりそうで怖い。つまり、肉や魚の食事はいつでも戻ることができるけれど、菜食の舌になるには時間がかかるのだと思う。

[材料]
白インゲン豆(1カップ、一晩水で戻しておくが、今回はあらかじめ数日前に茹でて保管しているものを使用)
タマネギ(1個、サイコロ状に切る)
ニンジン(2本、サイコロ状に切る)
カブ(2個、サイコロ状に切る)
セロリ(2本、サイコロ状に切る。葉は煮出し汁に使用する)
ニンニク(2片、みじん切り)
月桂樹の葉(1枚)
乾燥タイム(小さじ半分)
乾燥マジョラム(小さじ半分)
フェンネル シード(小さじ4分の1)
オリーブオイル(適量)
塩(適量)
黒コショウ(適量)

[作り方]
1. 水カップ7〜8を沸騰させて、セロリの葉や取置きの野菜クズをいれて煮出し汁をつくる)
2. オリーブオイルでニンニクを炒める。
3. ニンニクに焦げ色がついたらタマネギを入れる。
4. タマネギを炒めて少ししてから、塩小さじ半分、タイム、マジョラム、フェンネルを入れる。
5. 全体をよくかき混ぜてから、ニンジン、カブ、セロリを入れてよく炒める。
6. 豆の煮汁を入れ蓋をして10分ほど中火にかけておく。
7. 煮汁を入れて月桂樹の葉も入れ、さらに10分ほど吹きこぼれない程度の火力にかけておく。
8. 白インゲン豆を入れて、10分ほど煮て野菜が食べられるやわらかさなら塩、黒コショウで調味してできあがり。

[ポイント]
白インゲン豆は前夜に水につけて戻しておくと、茹でるのを同時進行できる。この場合は月桂樹の葉を茹でるときに入れておく。ただ、豆を茹でるのと野菜の調理を同時進行するのは大変。あらかじめ、豆はあらかじめ茹でて広口瓶に茹で汁ごろ冷蔵庫で保存するのがいい。今回はこのようにして保存した白インゲン豆を使った。

白インゲン豆と野菜のスープ

白インゲン豆と野菜のスープ

白インゲン豆と野菜のスープ

今日の昼食は「白インゲン豆と野菜のスープ」。寒くなって豆と野菜のスープに凝っている。肉を食べていた頃は、野菜だけのスープなんて考えられなかった。鶏肉だのベーコンなどを必ず入れていた。今は野菜だけで美味しいスープが作れるようになった。特に豆を組み合わせると、肉を食べていたころからは想像もできない濃厚なスープができてしまうことに驚きだ。

白インゲン豆、タマネギ、ニンジン、ナス、セロリ、カリフラワー、トマト(缶詰)、ショウガ、コリアンダー(ホール)、黒コショウ(ホール)、クミン(パウダー)、ターメリック、鷹の爪、塩。

スイスチャードの入ったサラダ

スイスチャードの入ったサラダ

スイスチャードの入ったサラダ

先日、淀屋橋の市で始めて”スイスチャード”を知った。濃い緑色の大きな葉、赤い茎の野菜。爽やかな苦みがとてもいい。このサラダには、ほかにキャベツ、タマネギ、白インゲン豆。亜麻仁油でよく和えて、白ワインビネガー、レモン果汁、乾燥マジョラム、乾燥タイム、コショウ、塩を入れて良くかき混ぜた。

白インゲン豆入り野菜スープ

白インゲン豆入り野菜スープ

白インゲン豆入り野菜スープ

材料(6人前)

白インゲン豆 1カップ
セロリ 2茎(1センチ角に切る)
ニンジン 1本(1センチ角に切る)
ジャガイモ 2個(1センチ角に切る)
タマネギ 1個(薄くスライス)
ホールトマトの缶詰 1/2缶
ニンニク 3片(みじん切り)
冷やご飯 1カップ(うちは五分づきだが玄米がいい)
野菜くず 適量
調味料 塩、黒コショウ

作り方

1. 白インゲン豆を洗って2.5倍の水に8時間つけておく。
2. 野菜くずを煮出す。ニンジンやダイコンの皮などを普段から冷蔵庫に貯めておく。それにセロリ葉を加えて30分間煮出す。水の量は8カップ。
3. 煮だし汁の中に白インゲン豆をつけ汁ごと入れて、弱火にかける。
4. ニンニクをオリーブオイルで炒める。
5. ニンニクに焦げ色がついたらタマネギを入れて、しなっとなるまで炒める。
6. セロリを加えて、塩小さじ半分を入れ、水気がなくなるまでよく炒める。
7. ニンジンとジャガイモを入れ、表面に火が通ったら、
8. トマトを入れる。つぶしてよくかき混ぜて、
9. 煮ていた豆を煮汁ごと野菜の鍋に入れる。
10. 冷やご飯を入れる。
11. 鍋にふたをして弱火で煮る。
12. 豆が柔らかくなったら、塩、黒コショウで調味してできあがり。

コツ

豆と野菜からいい味が出るので、調味料は塩と黒コショウだけが良い。
ホールトマトの缶詰は半分でいい。全部入れるとトマト缶のスープの味が強くなる。
野菜くずにセロリの葉っぱは絶対に欠かせない。今回は3茎分の葉っぱを使った。

※参考レシピ:丸元淑生著『続新家庭料理』P82「ミネストローネ玄米入り」