カテゴリー別アーカイブ: 野菜の煮込み料理

豆乳入り野菜スープ

豆乳入り野菜スープ

豆乳入り野菜スープ

このスープは手早くできるので何回も作っているけど、今日のはとてもうまかったので記録しておこうと思う。難しいのは水加減だと思う。ある程度ゆるいのがいいけど、水を入れすぎると味が今ひとつになってしまう。野菜の旨味だけで食べるスープ。

材料

  • キャベツ 役6分の1(粗切り)
  • タマネギ 半分(粗切り)
  • ニンジン 半分(粗切り)
  • カボチャ 8分の1(粗切り)
  • ショウガ 少々(みじん切り)
  • グリーンピース 冷凍品カップ半分
  • 水 4カップ
  • 豆乳 1カップ
  • ローレル 1枚
  • 塩、黒コショウ 少々

作り方

  1. 野菜を切りながら鍋に入れる。
  2. 水を4カップ入れる(水は少な目に、野菜が隠れるほど入れないこと)
  3. 強火にかける。沸騰して野菜のかさがへったら、塩小さじ半分、黒コショウ少々、ローレルを入れて弱火にする。
  4. 弱火にしてぐつぐつと野菜が煮くずれるまで煮込む。
  5. グリーンピースを入れる。
  6. 塩、黒コショウで味を整える。
  7. 豆乳を入れて、沸騰前に火を止める。

メモ

上記の例は3リットルの鍋に野菜が8〜9分目ほど入った状態。ピーマンとカリフラワーも入れたかったけど、野菜が鍋に一杯なのでやめた。

豆乳とカリフラワーのスープ

豆乳とカリフラワーのスープ

豆乳とカリフラワーのスープ

素晴らしい菜食料理。身体にも心にも優しいスープ。

材料(4人前)

  • 豆乳 2カップ
  • カリフラワー 半分(細かく小房に分ける)
  • タマネギ 半分(みじん切り)
  • キャベツ 葉を3枚ぐらい(細かく切る)
  • ジャガイモ 2個(細かく切る)
  • ニンニク 1片(みじん切り)
  • ローリエ 1枚
  • オリーブオイル 適量
  • 塩 少々

作り方

  1. 鍋にオリーブオイルをひいて、ニンニクを炒める。
  2. ニンニクに焦げ色がつき始めたらほかの野菜を全部入れて焦げないように弱火で炒める。
  3. 野菜に充分火が通ったら、水カップ2を入れる。
  4. ローリエを入れて弱火でグツグツ煮込む。
  5. 野菜が軟らかくなったら豆乳を入れ、塩で調味する。
  6. 沸騰前に火を消して出来上がり。

鶴田静著『ベジタリアンのいきいきクッキング80』(日本放送出版協会、2003年発行)を参照しました。

カボチャやキャベツの入ったスープ

カボチャやキャベツの入ったスープ

カボチャやキャベツの入ったスープ

とても簡単な野菜料理。野菜スープには生野菜に比べて10〜100倍の活性酸素中和能力があるそうです。カボチャとキャベツの甘み出てきてうまいです。だから、あえてスパイスなどは使っていません。水で煮込み、塩、コショウだけ。食べてほっこりするスープです。

材料(4人前)

  • キャベツ 4分の1(粗切り)
  • タマネギ 半分(粗切り)
  • ニンジン 半分(粗切り)
  • カボチャ 4分の1(粗切り)
  • パプリカ 小1個(粗切り)
  • ショウガ 少々(みじん切り)
  • オートミール 4分の1カップ
  • 塩、黒コショウ 少々

作り方

  1. 野菜を切りながら鍋に入れる。
  2. 水を5カップ入れる(水は少な目に、野菜が隠れるほど入れないこと)
  3. 中火にかける。沸騰してきたら弱火にしてぐつぐつと野菜が煮くずれるまで煮込む。
  4. 塩、黒コショウで味付。
  5. 最後にオートミールを入れて少し煮てできあがり。

メモ

この野菜スープはとても楽。この料理の鍋を火にかけてから、他の料理に掛かればいい。煮込む時間がかかりすぎて、野菜がとろとろになってもいい。
キャベツ、タマネギ、ニンジン、カボチャが必須の野菜で、後は冷蔵庫などに残っているものを入れていいと思う。今の季節ならカリフラワー、ブロッコリー、カブなどはぜひ入れてみたい。パプリカを入れているが、参考にしたレシピではピーマンだった。ピーマンは今の野菜じゃないから入れなかった。

オートミールは参考レシピにない。こういうスープにオートミールが入っているのが好き。ただし、多すぎるとスープじゃなくて、お粥みたいになるので注意。オートミールじゃなくて茹でた大豆を入れてもいいと思う。

参考レシピは、藤城寿美子著『玄米食養クッキング』(農文協、2005年発行)
本書の「野菜スープは生野菜よりパワフル」というコラムから一部メモしておきます。

野菜スープには、生野菜に比べて10〜100倍の活性酸素中和能力があることが分かりました。植物の有効成分はセルロース系のかたい膜に包まれていて、消化・吸収に手間がかかりますが、ほとんどの成分は水溶性なので、水を加えて煮ることによって細胞膜が壊され、スープに溶け出てくるのです。(p43)

活性酸素はガンや生活習慣病など様々な病気の原因であると言われているので、上記の説明に励まされます。

野菜入りトマトソース

野菜入りトマトソース

野菜入りトマトソース

材料

  • パッサータ(裏ごしトマト)1瓶(700g)
  • ニンニク 2片(つぶす)
  • タマネギ 1個(みじん切り)
  • ニンジン 1本(みじん切り)
  • セロリ 1茎(みじん切り)
  • オリーブオイル 4分の1カップ
  • 月桂樹の葉 2枚
  • 乾燥オレガノ 小さじ半分
  • 乾燥バジル 小さじ半分
  • 黒コショウ 適量
  • 塩 適量

作り方

  1. 鍋にオリーブオイルを入れてニンニクを炒める
  2. ニンニクに焦げ色が付き始めたら他の野菜を入れてとろとろになるまでよく炒める。
  3. パッサータ(裏ごしトマト)を入れ、月桂樹の葉、塩、黒コショウ、乾燥オレガノ、乾燥バジルも入れ、蓋をしないで30分ぐらい中火で煮つめる。ときどき木べらでかきまわす。

メモ

パッサータ(裏ごしトマト)は「スピガドーロ パッサータ・ルスティカ(700g)」を使用。今までは缶詰のホールトマトを使うことが多かったけど、最近はパッサータを使うようにしている。メーカーにもよるだろうが、缶詰より酸味が弱く出来上がりもマイルドに仕上がると思う。

パッサータとは、完熟トマトを裏ごししたもので、トマトジュースよりも濃くトマトピューレよりも薄く滑らかでコクがあり甘味と酸味のバランスが大変良い製品です。用途はホールトマトと同様ですが、トマトを潰す手間が省け、トマト料理には何にでも使える便利物。

と「アナリサ パッサータ(裏ごしトマト)|株式会社 シイ・アイ・オージャパン」のページに書いてあった。

レシピは『ハーブの本 育て方と使い方』(文化出版局、1979年発行)を参考にしました。

ゴボウのみの “きんぴらごぼう”

きんぴらごぼう

きんぴらごぼう

きんぴらごぼうにはゴボウのほかにニンジンが入るものと思い込んでいた。母親もニンジンを入れていた。カミさんの作るきんぴらごぼうもそうだった。自分で作ってもそうだった。ゴボウだけのきんぴらごぼうとは考えたこともなかった。『男子食堂』という男性向け料理雑誌にこのゴボウだけのきんぴらごぼうが載っていて、見るなりこれだと思いヒントをもらった。たしかに、このきんぴらごぼうはゴボウの旨さがきわだっている。ゴマとか鷹の爪とかを加えたくなるけど、いまはストイックにゴボウだけに徹したい。

この料理も大目に作って冷蔵庫にストックしておく。大量に食べる料理じゃないので、食事ごとに少しづつ出して食べている。

[材料]
ごぼう(たわしでこすって水洗いして、横に4〜5センチにの長さに切り、それを細く縦に切る。全部切ったら、ボールに水を入れ、そこに5分間さらっす。ゴボウの風味が流れるので水はとりかえない)
ごま油(適量)、醤油(適量)、味醂(適量)

[作り方]
1. 水をよく切ったゴボウをごま油をひいたフライパンに入れ、よく炒める。ここは時間をかけてじっくりと炒める。食べごろのやわらかさになるまで炒める。
2. ゴボウがしんなりし、食べられるやわらかさになったら、醤油と味醂を入れて、汁気がなくなるまで炒め合わせて出来上がり。

カリフラワーのトマトソース(2013/1/19 昼食)

カリフラワーのトマトソース(2013/1/19 昼食)

カリフラワーのトマトソース(2013/1/19 昼食)

初めての料理。前から作りたかったけど、カリフラワーが高くてなかなか手が出なかった。最近、泉州野菜専門の八百屋さん「森の小屋」が近くにできた。カリフラワーも手頃な値段だったのでこの料理を作りたくなった。調理に手間がかかり、時間もかかるし疲れる料理だがそのかいはある。

カリフラワーのトマトソース(2013/1/19 昼食)材料

カリフラワーのトマトソース(2013/1/19 昼食)材料

[材料]
カリフラワー(1個、食べやすい大きさに切る)、タマネギ(1個、みじん切り)、ニンニク(2片、みじん切り)、ショウガ(約20グラム、すりおろす)、グリンピース(冷凍、200グラム弱)、トマトソース(スピガドーロ パッサータ・ルスティカ1瓶700グラム)、ターメリック(小さじ1)、グラムマサラ(小さじ1)、カイエン・ペッパー(少々)、塩(適量)

[作り方]
1. 鍋にオリーブオイルをひき、ニンニクを炒める。
2. ニンニクに焦げ色が付き始めたら、タマネギを入れる。
3. タマネギをよく炒めて、しんなりしてきたらショウガを入れる。
4. トマトソースを入れて少し煮る。塩を少し入れる。
5. グリンピースを入れて蓋をして弱火に。
6. グリンピースが煮えたら蓋を取って加熱しながら塩加減を見て、ソースの出来上がり。火を止める。
7. ステンレス多層構造のフライパンを加熱して、カリフラワーを入れ、強火で2分間加熱。
8. 加熱の間2、3度鍋をゆすって中のカリフラワーの焦げ付きをふせぐ。
9. 火を止めて1分間おいて、カリフラワーの固さを確認。固ければ、もう少し置いておく。
10. 固さがよければ、カリフラワーをトマトソースの鍋に移してよく混ぜて、出来上がり。

ジャガイモとセロリのブレイズ(2013/1/17 昼食)

ジャガイモとセロリのブレイズ材料

ジャガイモとセロリのブレイズ

この料理はセロリ次第だ。いいセロリにあたらないと満足できない。ジャガイモは北海道産を買っておけばほぼ間違いない。だからセロリだ。陽をたっぷりと浴びた緑の濃い和歌山のセロリ。口の中で溶ける。もう繊維質が完全に分解しているから噛まなくてもいい。セロリを噛まないなんて信じられるかい! ほんとだよ! あ〜うま。いつか極上のオリーブオイルで調理したい。

ジャガイモとセロリのブレイズ材料

ジャガイモとセロリのブレイズ材料

材料(2人前)
ジャガイモ:2〜3個(半分か4個に切る)
セロリ:2茎(茎のみ使用。葉は取っておくこと、豆スープのときに煮出し汁にする)
エクストラ・バージン・オリーブ・オイル:大さじ2
塩:適量

作り方
1. セロリの葉を除き、茎を縦2つに切り、適当な長さに切る。
2. 鍋に入れてオリーブオイルを注ぐ
3. ぱらぱらと塩をふり、カップ1弱の水を入れる。
4. ふたをして中火にかける。
5. ジャガイモの皮をむき、2つ(4つ)に切る。
6. 10分経ったら、ジャガイモをセロリの上におき塩をふる。
7. ふたをして25分、弱火で加熱。
8. 野菜を皿に盛って、残った汁をかける。

コツ
出来上がったときに濃厚な汁が少し残っているのが理想。
だから、水は入れすぎないこと。出来上がったときに汁が多いと水っぽい。この場合は野菜を鍋から出した後、煮詰めて濃厚な汁にする。
逆に[7]の過程で汁の状態を見て、足りないようなら水を加える。

 

トマトソース

トマトソース

トマトソース

トマトソースを作り置きしておくと便利。トマトソースのパスタ、トマトソースを使った焼き飯、オートミールもこのトマトソースがあるだけで手早くうまいものが食べられる。少し大きめのビンに入れて冷蔵庫に常備している。

[材料]
トマト缶詰(内容量400グラム)、裏ごしトマト(2倍濃縮、内容量400グラム)、タマネギ1個(薄くスライス)、ニンニク1片(小口に切ってつぶす)、ドライバジル(小さじ2)。

トマト缶詰2缶でもいいが、ひとつは裏ごしトマトにした方が味がマイルドになる。

[作り方]
①ニンニクをエクストラバージンオリーブオイルで炒める。
②ニンニクに焦げ色がついたら薄くスライスしたタマネギを入れてよく炒める。
③タマネギがしんなりしてかさが減ったら、トマト缶詰と裏ごしトマトを入れる。
④少し煮て、塩、黒コショウで味を整えて、しばらく煮る。
⑤バジルを入れるて、できあがり。

[注意]
ソースの濃度を上がるため鍋の蓋をしないで調理する。また、調理中は頻繁に木べらでかき混ぜる。

 

寒いので残り野菜のスープ

残り野菜のスープ

残り野菜のスープ

残り野菜を切り刻んで鍋に突っ込んだ。キャベツ、タマネギ、ニンジン、カボチャ、パブリカ、ショウガ。鍋に野菜を入れたら月桂樹の葉を入れて火をつける。塩、コショウも入れる。ある程度煮えたら、乾燥マジョラムと乾燥タイムを入れて塩加減を見る。それからオートミールを入れて少しして火を止めた。オートミールを入れるとスープがまろやかになる。

このスープはカボチャが煮くずれて溶けるのがいい。その甘味がなんともいえない。月桂樹の葉は一枚では大きかったかも、またはよけいだったかも。次回はほんの少しにしてみる。乾燥マジョラムは最近になって使い始めた。とても気に入ってる。それからコショウだけど、いつもはホールを挽いたのを使ってるけど、急ぐ時には面倒なんで、先日オーガニック専門店で粗挽きのものを買った。高かったけど、このスープのようなシンプルなものでその良さが分かった。

涼しくなったので “キャベツとジャガイモのスープ”

キャベツとジャガイモのスープ

キャベツとジャガイモのスープ

キャベツとジャガイモを水で煮て、塩と黒コショウで味付けしただけのスープなのに不思議なくらいに旨い。とても好きな料理で、今は菜食だけど、肉を食べてた頃もよく作っていた。胃が弱ってるなと感じたら食べたくなる。二日酔いの翌朝とかも。今では肉を食べないし、二日酔いになるほど酒も飲めなくなった。涼しくなってきたので久しぶりに作った。

皮付きのジャガイモをまるごと茹でて、竹串がやっと通るぐらいの固めであげて、薄い皮を剥く。中味を砕いて。水を入れて沸騰させた鍋に入れる。キャベツは細かく刻んで、ジャガイモを入れた鍋が再び沸騰したら入れ始める。沸騰を保ちながら少しずつ入れるのがコツ。塩、黒コショウで味付けして、キャベツを入れ終わってから数分で火を止める。煮詰めないこと。

黒コショウは挽きたてを使うけど、ぼくは口の中がピリッとするぐらいの大目が好き。作っただけ何杯でも食べてしまう。写真は和風の器に入れてるけど、ポルトガルの料理だそうで洋食の一品。