とても簡単な野菜料理。野菜スープには生野菜に比べて10〜100倍の活性酸素中和能力があるそうです。カボチャとキャベツの甘み出てきてうまいです。だから、あえてスパイスなどは使っていません。水で煮込み、塩、コショウだけ。食べてほっこりするスープです。
材料(4人前)
- キャベツ 4分の1(粗切り)
- タマネギ 半分(粗切り)
- ニンジン 半分(粗切り)
- カボチャ 4分の1(粗切り)
- パプリカ 小1個(粗切り)
- ショウガ 少々(みじん切り)
- オートミール 4分の1カップ
- 塩、黒コショウ 少々
作り方
- 野菜を切りながら鍋に入れる。
- 水を5カップ入れる(水は少な目に、野菜が隠れるほど入れないこと)
- 中火にかける。沸騰してきたら弱火にしてぐつぐつと野菜が煮くずれるまで煮込む。
- 塩、黒コショウで味付。
- 最後にオートミールを入れて少し煮てできあがり。
メモ
この野菜スープはとても楽。この料理の鍋を火にかけてから、他の料理に掛かればいい。煮込む時間がかかりすぎて、野菜がとろとろになってもいい。
キャベツ、タマネギ、ニンジン、カボチャが必須の野菜で、後は冷蔵庫などに残っているものを入れていいと思う。今の季節ならカリフラワー、ブロッコリー、カブなどはぜひ入れてみたい。パプリカを入れているが、参考にしたレシピではピーマンだった。ピーマンは今の野菜じゃないから入れなかった。
オートミールは参考レシピにない。こういうスープにオートミールが入っているのが好き。ただし、多すぎるとスープじゃなくて、お粥みたいになるので注意。オートミールじゃなくて茹でた大豆を入れてもいいと思う。
参考レシピは、藤城寿美子著『玄米食養クッキング』(農文協、2005年発行)
本書の「野菜スープは生野菜よりパワフル」というコラムから一部メモしておきます。
野菜スープには、生野菜に比べて10〜100倍の活性酸素中和能力があることが分かりました。植物の有効成分はセルロース系のかたい膜に包まれていて、消化・吸収に手間がかかりますが、ほとんどの成分は水溶性なので、水を加えて煮ることによって細胞膜が壊され、スープに溶け出てくるのです。(p43)
活性酸素はガンや生活習慣病など様々な病気の原因であると言われているので、上記の説明に励まされます。