カテゴリー別アーカイブ: 豆と野菜の煮込み料理

今シーズン始めての「レッドキドニービーンズとカブのインド風」

レッドキドニービーンズとカブのインド風

レッドキドニービーンズとカブのインド風

カブの季節になって、今シーズン始めて作った「レッドキドニービーンズとカブのインド風」。カブは2日前の土曜日に泉州から土から抜いたばかりというのが南堀江で即売しているのを買って、葉や土の付いたままをベランダに置いておいた。鮮度のいいカブの美味しさに驚いた。

豆を煮詰めすぎて、汁が少なくなってしまったので心配だった。でも、カブがものすごくジューシーで汁が少なくても全然OKだった。豆もいい味だったし、水を足さなくてよかった。カブは切ってオリーブオイルで炒めて水分を封じ込めているせいもあるけど、なんたって鮮度がいいからジューシーなんだろうな。

レッドキドニービーンズがなければ大正金時だけど、前者の方が絶対に調理しやすい。タマネギ、ショウガ、ニンニク、ターメリック、カイエン・ペッパー、塩が材料。

この料理のカブは和食のカブからは全く想像できない。和食でしか食べたことのないカブは正直余り好きでないけど、この料理に出会ってカブを見直した。この冬中何度も食べることになる。レシピによると、インドのカシミール地方の料理とか。

[2013/2/1 追記]

[材料]
レッドキドニービーンズ(1カップ、洗って、2.5倍の水に浸けて一晩おいておく)
カブ(4個、縦に4に切る)
タマネギ(1個、薄くスライス)
ショウガ(おろす、小さじ1)
ニンニク(2片、細かく切る)
ターメリック(小さじ 4分の1)
カイエンペッパー(小さじ 8分の1)
オリーブオイル、塩

[作り方]
1. 一晩水に浸けておいたレッドキドニービーンズを弱火にかけて煮る。食べられるぐらいまでだが少し固めがいい。
2. ターメリック、カイエンペッパー、ショウガを混ぜて塩小さじ1と水大さじ1を加えてベースト状にする。
3. カブを縦4つに切り、オリーブオイルで炒める。表面に火が通ったら鍋から出しておく。
4. ニンニクをオリーブオイルで炒める。
5. ニンニクに焦げ色がつきはじめたら、タマネギをいれてよく炒める。
6. タマネギがしんなりしたら、2のペーストを入れてさらに炒める。
7. カブをもどす。
8. カブにターメリックの色がついたらレッドキドニービーンズを煮汁ごと移す。
9. 蓋を少しあけて弱火で、煮汁がすくなくなるまで煮る。
10. 塩で調味して出来上がり。

白インゲン豆入り野菜スープ

白インゲン豆入り野菜スープ

白インゲン豆入り野菜スープ

材料(6人前)

白インゲン豆 1カップ
セロリ 2茎(1センチ角に切る)
ニンジン 1本(1センチ角に切る)
ジャガイモ 2個(1センチ角に切る)
タマネギ 1個(薄くスライス)
ホールトマトの缶詰 1/2缶
ニンニク 3片(みじん切り)
冷やご飯 1カップ(うちは五分づきだが玄米がいい)
野菜くず 適量
調味料 塩、黒コショウ

作り方

1. 白インゲン豆を洗って2.5倍の水に8時間つけておく。
2. 野菜くずを煮出す。ニンジンやダイコンの皮などを普段から冷蔵庫に貯めておく。それにセロリ葉を加えて30分間煮出す。水の量は8カップ。
3. 煮だし汁の中に白インゲン豆をつけ汁ごと入れて、弱火にかける。
4. ニンニクをオリーブオイルで炒める。
5. ニンニクに焦げ色がついたらタマネギを入れて、しなっとなるまで炒める。
6. セロリを加えて、塩小さじ半分を入れ、水気がなくなるまでよく炒める。
7. ニンジンとジャガイモを入れ、表面に火が通ったら、
8. トマトを入れる。つぶしてよくかき混ぜて、
9. 煮ていた豆を煮汁ごと野菜の鍋に入れる。
10. 冷やご飯を入れる。
11. 鍋にふたをして弱火で煮る。
12. 豆が柔らかくなったら、塩、黒コショウで調味してできあがり。

コツ

豆と野菜からいい味が出るので、調味料は塩と黒コショウだけが良い。
ホールトマトの缶詰は半分でいい。全部入れるとトマト缶のスープの味が強くなる。
野菜くずにセロリの葉っぱは絶対に欠かせない。今回は3茎分の葉っぱを使った。

※参考レシピ:丸元淑生著『続新家庭料理』P82「ミネストローネ玄米入り」