ネットで偶然に「パスタ・ブォーロ」というのが出てきた。2、30年前映画『グラン・ブルー』を見て、気になっていたパスタはこれだと思った。レシピには茹でたパスタを削りたてのパルメザンチーズとバターに絡めて、塩と黒コショウをするだけとある。超簡単料理だが、食べたらムチャうまかった。
うちはバターを使わないので、替わりにフラックスオイル(亜麻仁油)を使った。バターじゃないから「パスタ・ブォーロ」と言っていいのかどうか不明。
『グラン・ブルー』は、潜水記録に挑む男たちの映画だったが、フランス人の主人公がライバルのイタリア人の実家に招待されるシーンが忘れられない。実家の母親はパスタを茹でて歓待する。何皿もおかわりをするけど、ソースも掛かっていないし、ただ茹でたままのように見えた。男たちは実にうまそうにたいらげる。それが、たぶん「パスタ・ブォーロ」だったんだと思う。
写真のパスタを2皿食べたけど、もっと食べれそう。
材料(2人前)
パスタ(1.4ミリ):220グラム
チーズ(グラナ・パダーノ):削って大さじ2杯
フラックスオイル:大さじ3杯
塩、黒コショウ:適量
作り方
1. パスタを茹でる(固め)
2. ボールに削ったチーズとフラックスオイルを入れる
3. 茹で上がったパスタをボールに入れて絡める
4. 塩、黒コショウをふってさらに絡めてできあがり。
感想
バターを使ったものを食べたことがないので比べられないが、ぼくの作ったものは多分あっさり味だと思う。チーズも参考にしたレシピより好くな目だが、これでも結構濃厚だった。食べ慣れてきたらチーズを多くするかもしれない。パターの替わりだが、フレックスオイルじゃなくてオリーブオイルを使ってみたい。そのために上等のものを買いに行こうと思う。